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開発
中期経営課題における成長戦略として、持続可能な社会の実現に貢献する「サステナビリティイノベーション(SI)」、デジタル技術を活かして利便性や生産性の向上に貢献する「デジタルイノベーション(DI)」の2分野を重点分野として定め、オープンイノベーション手法を駆使し、既存事業の枠を越えて新事業創出のための開発を推進しています。
サステナビリティイノベーション(SI)
世界最大の炭素繊維サプライヤーである東レ㈱と共に、炭素繊維複合材料の成形・加工技術の開発を行っています。
空気圧制御パラレルリンク機構を用いることで複雑な形状に対応可能な「AFP/ATL※装置」、独自のコアシェル方式により炭素繊維強化樹脂の強度をいかして成型することを可能とした「複合材3Dプリンター」の開発に取り組んでいます。
オープンイノベーション手法を通じて国内外の企業、大学との連携のもとこれらの開発を進めています。
- AFP/ATL(Automated Fiber Placement / Automated Tape Layup)
炭素繊維で強化したUDテープ(一方向連続繊維強化テープ)などの貼り付け成形技術
AFP/ATL 装置

複合材3Dプリンターの造形サンプル

癌や希少疾患の次世代治療薬として期待される核酸医薬品の合成装置「Molecutideser®(モレキュタイザー)」及び生産設備の開発、力覚フィードバック機能を有し繊細な操作感で低侵襲外科手術を支援するロボットの共同開発(リバーフィールド㈱)を行っています。
核酸医薬合成装置「Molecutideser®」

共同開発を行っている手術支援ロボット

デジタルイノベーション(DI)
当社が展開するマイクロLEDディスプレイ製造装置「RAP-LLO®※」向けに開発した独自のレーザー転写技術を、微小化および薄型化が進む半導体デバイスの実装、転写に応用させる技術開発に取り組んでいます。
半導体検査における欠陥の検出と分類の精度向上にAI技術を応用し検出、分類精度を向上させました。さらなる検出、分類精度の向上を目指し、ビックデータ解析や良品学習を用いた新たな検出、分類技術の開発を行っています。
- RAP-LLO® (Random Access Patterned Laser Lift Off):高効率マイクロLEDディスプレイ製造装置